2022年9月1日木曜日

「0.5秒後に意識は発生する?」 ーその1-

 この説は『マインド・タイム』という


ベンジャミン・リベットの著書に説明されているそうです。私は、まだ詳しく読んだことは有りませんが、なかなかに衝撃的な理論ですね。

 どういうことか?と言うと、例えば、あなたが、このブログを読んでいる最中に頭がかゆくなったので、右手を伸ばして頭を掻いたとします。この頭を掻くという行為は、あなたの意思がそう思った結果として、右手が頭の方へ動いて掻いたということです。

 つまり、「頭がかゆくなった。→よし、右手で掻こう!→脳が右手に指令→頭を掻く。」という流れで、自分の自由意思が発動されて行為に進むという流れです。

 ところが、掻こうと意識した約0.5秒前には、逆に脳がすでに指令を発していて、その指令に従って自由意思が頭を掻こうと思い、行動が起こるよう仕組まれているとのことなので、人間の自由意思は知らず知らずに先に脳に動かされているという理屈です。

 この説は、精神性や霊魂の否定説にも結び付きますが、果たしてそうでしょうか?

 私は、肉体を持ってこの世に生きている間は、確かに頭脳の作用は無視できず、基本的に感情や理性、思考等はこの頭脳から発せられると考えています。だから、脳医学や脳手術も成立する訳です。