2022年7月24日日曜日

新興宗教を今一度考える

 故安倍氏を襲撃した犯人の家庭事情が


明るみになるに連れ、旧統一教会との関係が浮上してきました。 旧統一教会は、壺やブレスレットなどを悪霊の祓いに利用するなどと称して、高値の額をつけて無理やり買わせる「霊感商法」で有名な団体です。しかし、他の宗教団体でも似たような手口で暴利をむさぼっている例はごまんとあることでしょう。

 ひと昔前は、オウム真理教のサリンテロなどの国家転覆を目論んだ過激的な事件もありました。このオウム事件を境に宗教やオカルトは一般に忌避される風潮になったのは否めませんが、なぜ、こんなにも人は新興宗教に走り、騙される人が多いのでしょうか?

 これは、簡単なことで、それだけ仏教や神道、キリスト教などのいわゆる伝統宗教が形だけ、見せかけだけの宗教に成り下がり、真に人の苦しみや悩みを解決できなくなり、魅力を感じなくなったからです。対して新興宗教は、その背景にスピリチュアル的な要素をふんだんに盛り込み、堂々とあの世や神仏の存在を謳ったのが、人々の心を惹きつけた結果となったと解釈できます。

 現在の日本には、統一教会の他にも有名な新興宗教団体が多く存在します。その名前をここで挙げるのは避けますが、はっきり断言すると、間違った新興宗教の特徴として、次の二つのパターンがあります。

① 組織運営が世襲的となり、後継者を子息や身内に継がせ るパターン。

② 献納金や会費が高額で経済的負担を強いるパターン。

 まず、この二つにあてはまる新興宗教はダメ✖と考えて結構です。伝統宗教も昔から似たような事をしているところが有ると思いますが、旧来の伝統を打ち破るのが「新興」のはずです。宗教的天才は、基本的に一代限りです。世襲は絶対にあり得ません。平気で世襲をする団体は、一族のみの狭い小さな私利私欲が見え見えです。釈迦やキリストを見ても分かることでしょう。

 今一度、身の周りの新興宗教団体をじっくり観察してほしいと思います。