2022年3月26日土曜日

情報操作に惑わされない方法とは?

 前回の投稿記事で話題にしたゼレン


スキー大統領のオンラインでの演説ですが、これも一種の情報操作です。情報と言うとすぐにテレビ、ラジオ、新聞等のマスコミ関係を連想しますが、この媒体を通して得る知識や情報を私たちは、取捨選択できるものと考えています。

 ところが、これらの映像や音声による情報収集は脳内に自然とインプットされ、いつの間にかその人の思考体系を形作るものです。例えば、AさんがテレビでBさんの誹謗中傷をしたとします。それを見た視聴者の多くは、Bさんのことなんか知りませんから、関心がないか、Bさんは悪者と認識してしまいます。実はこの時、関心がない人も頭の片隅では、知らず知らずにBさんは「悪」という観念が植えつけられるものです。拙著『パラダイムシフトの観世考』でもアイデンティティに及ぼす情報の影響を紹介しましたが、その人の個性や性質の形成に大きな影響を与えています。ウクライナ、ロシア戦争における今の日本人の大方の思考状態もロシアは「悪」で、ウクライナは「善」、プーチンは「悪」でゼレンスキーは「善」という構図が出来上がっているのもマスコミ情報の影響が大きいと考えます。

 ただ、私たちは、真実を見る目を持つのであれば、自分の思考をしっかりとブレずに自分で判断できるようにしないといけないのではないか?と思います。ある情報を得た際には、それを鵜呑みにせず、多角的な見方をして、自己の持論とすべきです。そのためには、週刊誌や雑誌等ではなく、百科事典のような昔ながらの公的な知識を学んでおくことです。また、自分の感性にも問うてみることです。感性に問う方法の一つとして、目を軽く瞑り、呼吸を整え、リラックスして精神を落ち着かせます。そして、自分の身体から自分自身の意識が離れて、頭の上から自分を見つめている状態をイメージしてください。最初は上手くいきませんが、そのような練習を重ねていると精神が落ち着き、ある情報に対して、自分なりの思考を芽生えさせることができるものです。情報操作に惑わされないとは、自分自身を見つめなおす姿勢から始まるものです。