2022年2月13日日曜日

TVドラマ『妻、小学生になる』と生まれ変わり

 TBS系「金曜ドラマ」で放映中の『妻、小学生になる』


はコミックのドラマ化で、生まれ変わりをテーマにした話が話題になっています。子役の毎田暖乃さんの演技力が光っていて、思わず感情移入されるほどです。

 さて、まだ放映中でネタバレになるので詳細な内容は避けますが、この話の中の生まれ変わりは、10年前に亡くなった妻の霊魂が小学生の女の子に生まれ変わって、元の家族と再会するというストーリーです。ただ、注目すべきは、このドラマの女の子は、それまで普通の小学生だったのが、急に10年前の前世の記憶を思い出したということです。つまり、同じ肉体に2つの個性が存在するという意味です。これは明らかに憑依現象なので、この原作の作者は「生まれ変わり」と「憑依現象」の二つの違いを良くわかって、使い分けているのではないか?と思いました。

 実際の生まれ変わりは、10年やそこらのサイクルでは起こらないと感じます。なぜなら、死後の魂は、家系霊界を通して、魂の本来の元世界へ還るシステムを通過するので、通常はこの世の時間感覚では少なくとも数十年から数百年の年月がかかるからです。早くに転生する例外もありますが、それはまた別のプロセスを辿り、10年~数十年ほどの時間単位での記憶の蘇りは、そのほとんどが死者の霊魂が、他人の身体に依り憑く憑依現象と考えられます。実際にこのような事例は、世界中に「前世を記憶している子供たち」として多くの記録がありますが、時間間隔の短いものの多くは、その実は憑依現象と分かります。

 このドラマは、そういう意味では考えさせられる話ではないかと思いました。