2021年8月8日日曜日

神社参拝で気をつけることは?

  神社参拝に際して、昔から、喪に服している間は神社の鳥居をくぐるなとか、生理中の女性は参拝を控えるようにとかの注意事項があったものです。これは、日本神道の「死」や「血」を汚れとみなす思想から来たものと思います。神社の神々に対して、私たちは拝殿で手を合わせ、自分や家族、そしてそのほかのコミュニティの安全や安寧を願うものですが、そこには必ず「祈り」と言う行為と概念があります。

 この「祈り」は、ただ思うだけではダメで、集中力と念力が必要なのですが、多くは、ただ賽銭箱にお金を投げて二礼二拍をして帰るだけではないでしょうか?何のためにわざわざ参拝に出向いたのかと思いませんか?観光に来たのでしょうか?暇つぶしなのでしょうか?以前の投稿で、神社参拝と同時に別当時や寺院の跡があれば、そこまで同時に参詣すべきと述べましたが、そういう理由です。さっさと済ますのでは無く、じっくりと念を高める必要があるのです。

 先ほどの話に戻りますが、喪中や生理中という期間は、本人は精神的にも肉体的にもパワーが落ちている時です。神が死や血を嫌うという事ではありません。神は清濁全てを合わせ飲む大きな存在です。ただ、神前においては、こちら側(人間界)として身なりを清潔にして、礼を尽くしましょう!ということで、出血や汗などによる衣服や体の汚れは避けるべきでしょうし、喪に服すとは死者の霊を弔う期間ですから、現世利益的な願い事を主とする神社参拝はなるべく避けましょうということです。

 良く喪中や生理中のみならず、精神的に落ち込んでいる時や体調が悪いときは、霊的なパワーや気力が落ちているものです。こういう状態で鳥居をくぐるのは効果が無いし、神に対しても失礼に値すると思います。


   鳥居をくぐるときはパッ!と気持ちを切り替えて、嘘でも良いから自分の心を明るく元気に奮い立たせましょう。そして朗らかな明るい気持ちで参拝をしてください。参拝を終えて、
鳥居をくぐって帰りの途につく時は、また、気分が落ち込むでしょうが、不思議とその後、気分が前向きになったり、体調が回復したりすることも多々あるものです。

「明るく元気に!」で神社参拝をしましょう。