2021年7月9日金曜日

夢の世界とあの世とは?

  最近の脳科学で、人が夢を見るシステムについ


てはある程度解明されているそうですが、考えてみると、ホントに夢って不思議ですよね?本来は、物を視るということは、外界の光が眼に飛び込んできて、網膜に当たり、電気信号に変えて脳に送り込まれないと見えないわけですが、夢は、外界の情報が全く眼を通して入ってこないのに鮮やかに見えるので面白いものです。このことから、脳が画像を作って見ているのが夢という事が分かります。

 さて、スピリチュアルの理屈では、睡眠時は、身体から霊魂が離れてあの世に行っていると良く言われます。夢は、異世界を見てきた証であって、正夢が起こる理由でもあると説明していたり、霊的な夢判断などもありますが、ホントにそうでしょうか?

 例えば、目を閉じて青空の下を散歩しているイメージをすると、最初は上手くいきませんが、慣れてくるとそのような映像が瞼の裏に浮かぶようになってきます。これは思考力が画像を脳内で可視化させているからです。音や人の声などもそうです。実は、これが夢の正体です。睡眠時は、ほとんどの人がイメージ力が高まるということが分かります。このイメージ力は、思考エネルギーですから、普段の考え方やそれに伴う悩みや葛藤などが夢に反映されるものと思います。なので、夢は、自分の精神状態の写し鏡のようなものとも言えます。

 となると、夢にはスピリチュアルの要素は全く無いと思われますが、ここが、短絡的に結論付けられない難しいところです。ヒントは、精神状態の写し鏡というところですが、この精神は霊性に最も近い位置にあるものです。つながりやすい状態にあるので、少なからず霊的なメッセージを含む夢もあるということです。この見分け方ですが、起床してからも良く覚えている夢であることが条件です。人は一晩の間にいくつも夢を見ているそうですが、その中でメッセージ性のある夢は、不思議と良く覚えているもので、何年たっても思い出せるものが多いです。気になる夢を見たら、夢判断を紐解くのではなく、自分の力で解釈する努力をすることです。正しい解釈ができたら、なぜか自分自身の心が納得するものです。モヤモヤが残るならば、間違った解釈か不完全だということになります。