2020年9月25日金曜日

前世ってあるの?(その2)

  このフッと思い出した感覚は、脳内の記憶が蘇るというよりも感情が沸き起こる感じに近いです。残念ながら、その当時の具体的な名前や立場や人間関係などは分かりませんでした。ただ、凄く懐かしいというか、ノスタルジックな感じです。短い時間でそれは過ぎ去りましたが、いつまでも忘れられない感覚です。また、ただの錯覚では無く、これは本物だ!と妙に確信が持てるのも特徴的でした。

 この体験以来、私は前世が有るとするならば、前世の私と現在生きている私は、同じ魂なのですが、実は違う存在ではないか?と感じ始めるようになりました。一般的な生まれ変わりとしては、同じ魂が、死を通して身体を離れ、次の新しい生命として新しい身体に宿るというイメージがありますが、それは違うと思います。新しい生をスタートするという事は、コップの中にあった水を全て捨てて入れ替え作業をしていくことです。これだと前世の記憶は全て無くなることになります。別のコップの水があるからこそ、前世の記憶を思い出すことが出来るわけです。言い換えると、このように私たちの魂は、いくつものコップの水の集合体だという事になります。

 前世を思い出すとは、別の魂から今生きている魂へのコンタクトの結果です。今の私たちの意識(魂)は、この数十年の生を送る中で生成されたもので、前世の記憶など無いのが当然です。なので、不定期のコンタクトによって断片的に思い出すものだと思います。それは、感情的な感覚として蘇ったり、夢の中で思い出したりもします。

 皆さんもふとした瞬間に、もし何か胸の内から湧きあがるようなノスタルジックな感覚があれば、気をつけてほしいと思います。それが前世を知る手掛かりの近道になるのではないかと考えます。