2020年8月22日土曜日

とある一つの霊体験(6)

 

 思春期と言われる小学高学年から中学生にかけての時期は、良く不思議な神秘体験をするものです。これは、身体の急激な成長に伴う変化と精神状態とのアンバランスから、肉体と霊魂の重なりに歪が生じやすくなるからと思います。本来は、肉体という器に霊魂という水が奇麗に入っている状態ですので、普通は、この世に生きている私たちは、霊なんか見えたり聞こえたりしないのが当たり前です。ところが、器から水が漏れるような状態になると霊的なものを感じやすくなります。ようするに思春期という時期はこのような不安定な状態になりやすいという訳です。

 私も例に漏れず細々とした霊体験をしました。特に、私の実家は、400年近くも経つ旧家でして、そんな古い家屋には何かしらの曰くが少なからずあるものです。そんな影響を受けたのでしょうか、以前に投稿した記事でも触れましたが家屋内での体験が多いでした。隣の部屋を真っ黒な人影がのし歩くのを見たり、誰もいない所から男の声が聴こえたり横になっている頭の上を視えない何者かが足を引きずって歩いていく音を聴いたり・・多すぎて思い出せない程です。今考えるとチョットした幽霊屋敷だったんですね👻

 そんなある日、私自身に起こった不思議な現象がありました。確か中学生の頃ですが、昼寝をしていて夕方、薄暗くなりかけた部屋で目が覚め、上体を起こして起きようとした時です。腰から上まで起き上がったのですが、ベッドに引っ付いて離れないのです。「あれっ?」と思いベッドの方を見ましたら薄暗い中に、自分の体が横たわっているのが見えました。腰のところから上体だけが起き上がっていながら全身はまだ横たわっているのです。これは幽体離脱?の一種かと思いましたが、怖くなってまた横になって寝ている体との合体を試みましたが・・なぜか上手くいかないのです。体が上手く倒れてくれません。何回かやってみても硬くなってはじき返されるようでダメです。内心、このまま戻れなくなったらどうしようと不安が募りましたが、5回目?くらいでしょうか?一瞬記憶が無くなって、ハッと我に帰ったら元の体と一緒に横たわっていました。その後はちゃんと起きられたのですが、なぜか頭がガンガンして頭痛が酷かったのを覚えています。その後、こんなことが2~3回ありましたね。完全に抜け出ることはありませんでしたが、身体半分でもなかなか元の身体に還れなかったのに、全身だったら・・・?と思うとゾッとします。睡眠中にお亡くなりになる方がいますが、こんな体験をされて、元に戻れなかった例もあったのではないのかな?と考えるところです。