2020年8月10日月曜日

占術について

 前の投稿で、占いとスピリチュアルは、本来異なるものと述べましたが、今回、そのことについて詳細を語りたいと思います。占いにも手相、顔相、星占い、姓名判断、四柱推命、数秘術、生年月日、タロット、筮竹占いなどなど・・・あげればきりがないほどです。これらの占いを試した方も多い事でしょう。

 私も占いをして貰ったことがありますが、「この人は、占いをしながら自分のインスピ(霊感)を使ってるな? 」と思うことも度々ありました。基本的に占いは「長い長い積み重ねの統計学」です。なので、本来は、霊感の無い人もちゃんと勉強すればできないといけないものです。霊感と占いは異なりますよ!というのはその意味です。ところが、中には霊感を使う方がいますが、その理由としては、「霊感を信じてもらえないので、占いを通してカモフラージュしている。」場合と「占術と霊感の融合を目指そうとしている。」の2パターンがあるものと思います。

 さて、医学も科学も進歩していなかった大昔(約5千年前の縄文後期頃まで)の人は、命を守るためには、危険回避のために、私たち現代人が想像もつかないような、直感力を磨く必要があったと感じます。この頃の人々は、皆、生まれて間もなく、この直感力を伝統的に鍛えられたと思います。なので、当時のほとんどの人は霊感力が備わっていたと思います。 さらにその中で選りすぐられた者はシャーマンとして集団をまとめる指導者となりました。まさに当時の超エリートがシャーマン(呪術者)でした。この頃は、大自然や神々への祭祀や呪術はあったけれど占いは無かったと思います。この頃は、多種多様な造形の優れた縄文土器が多いのはその理由です。誰でも神霊の存在を信じていたからです。ところが、縄文後期以降から弥生時代になると、物質的な知識も増え、医術も進歩してきた反面、同時に人々の研ぎ澄まされた直感力、霊感も弱くなって来たと思われます。そこで、甲骨占いのようなものが出始めてきます。神霊の存在を疑う人も増えてきたために何らかの媒介として物や儀式等を行って、理由付けをして信用させる必要が生じたものと考えられます。これが占術の始まりです。

 結局、元をただせば、占術とは、人々の直感力、霊感の衰退の代替策として生じたものと言えるでしょう。