2020年7月26日日曜日

トイレの花子さん

 最近、あまり聞かれなく?なりましたが、学校の怪談としては有名な話ですね。
 1950年代に都市伝説として流布された「三番目の花子さん」がその原型との説があり、1980年代に特に小学校を中心に学校の怪談として流行しました。
 トイレにまつわる怪談話は、少なくとも江戸時代以前の昔からあったことと思います。江戸時代もさることながら、1950年代から1980年代の時代においても学校のトイレは所謂、汲み取り式のポットン便所でした。完全水洗式になってきているのはつい最近の事ですが、さすがに全国の学校でポットン便所はもう無くなったとは思いますが、これもトイレの花子さん現象が消えつつある理由の一つでしょう。なぜなら、汲み取り式トイレは、下が空洞で、真夜中など何か出てきそうな雰囲気があります。また、トイレで急死した方も多かったことでしょうから、「便所=怖い所」との構図が出来たことからトイレには魔物がいると考えられたものです。
 でも、実際の目撃談がありますが、これは作り話ばかりでは無く、ホンモノもあると感じます。最近の水洗式のトイレの学校でも目撃談があるのは面白い現象です。
 例えば、私は知っている女の子から、彼女が小学校低学年の時にトイレの花子さんを視たと聞きました。この女の子は、元々、霊感の強い人ですので、他の友達には見えなかったと思いますが、オカッパ頭の女の子の姿だったそうです。
 トイレの花子さんは、オカッパ頭が定番ですから、ここに共通点が見られます。このオカッパ頭が大事なヒントと思います。オカッパ頭で連想するのは、昭和初期以前の少女の一般的な髪形です。今の女の子は、あまりしないのでは?
 つまり、昔に未練を残して若くで亡くなった子供は多かったと思いますが、その霊が今だに学校に出没することは十分考えられますので、花子さん現象は、その霊を霊感の強い子供たちが霊視した姿と理解できます。その話が、噂が噂を呼ぶ現象となって急速に全国に広まったというのが真相でしょう。
 このように学校の怪談は、全くの都市伝説や作り話として一方的に決めつけることはできないものなのです。