2020年7月16日木曜日

形式と作法と神と

 神仏を祀る際に、宗派によりそれぞれ違いますが、神棚や仏壇を用意します。これは大体、どこのご家庭にも有りますので、皆さんも良くご存じと思います。
 まず、神棚ですが、一社造や三社造などお社の形の違いがありますが、仏壇にも浄土宗や真言宗、禅宗系によって形や仏具の配置の違いがあります。これを「形式」と言います。
   次に塩や米などのお供えの置き方や仏壇であれば、仏具の置き方、仏様の置き方の違い、そして、祝詞やお経の違い、お祈りや供養の方法の違い等もあります。これらを「作法」の違いと言います。
 本来は、お祈りやお祭り等は、自分の思いや心をもとに神様や仏様、霊魂となった人に対するアプローチであるはずなのに、何だかあまりにも形式ばっていて違和感を覚える方もいらっしゃることと思いますが、この世においては、この形式や作法はとても大切なことです。この世自体が、法則に則って成り立つ世界ですので、形を重んじる形式や行為を重んじる作法は無くてはならないものと考えてください。心で思い、念じるだけではダメなのです。なぜならば、物理的法則から人間社会のルールなど、全て法則で成り立つこの世にあって、思いや念じれば全て事は成り立つでしょうか?必ず、形として動き、前進していかないと願いは叶わず、物事もうまくいかないものです。
 面倒くさく見える、形式、作法は、そのことを教えてくれています。
 私たちは、この世にあって、かような形式、作法に則って、意(い)を神仏や故人に伝えて行くものなのです。これが、真理です😉