2020年6月29日月曜日

テレポーテーションとは・・?

 私が子供時代の頃は、全国的にユリゲラーのスプーン曲げをはじめとする超能力ブームで沸いた頃でした。本当に何かしらの超能力はあると思っていました。私が、霊的なものを感じたのもこの頃でしたから。ただ、違和感を少なからず感じていましたが、超能力と霊感は違うということです。なぜなら、超能力は主に念力で物を動かしたり形を変えたり、透視をしたりというように非常に即時的で物理的だからです。
 さて、その超能力の中で、ひと際、目を引いたのが、「テレポーテーション(瞬間移動)」でした。何も無い空中から物が出現するのはホントに驚きです。
 でも、今、考えるとこれはトリックだったと気づかされます。
 この世のどんな物にも必ず、素材となる材料と変換作用を通して構成されるという本質があるからです。空中でモノが作られるなんてことはありえません。その昔、宗教的聖人が空中から食料を降らせたとか石をパンに変えたとかは後に創作された作り話と考えた方が良いでしょう。ロマンはありますが、ファンタジーです。ひと昔前、インドのサイババ聖人が色々な品物を出現させた奇跡もトリックです。先ほどの述べたモノの構成の原則をしっかりと認識しておけば、騙されることはなかったでしょう。
 ただ、テレポーテーションは、瞬間移動ということで、空間を超えて、一つの物を別の空間へ瞬時に移動させることなので、空中から物を作って出現させるものとは少し異なりますね。これならあり得ない話ではないと思いますが、そう単純な話ではありません。量子力学の超ミクロの世界ではあり得ますが、物理的運動原理の働くこの複雑に分子結合された世界ではこれもあり得ない現象です。ほとんどが、何らかのトリックか勘違いだと感じます。
 ただ、次元を超えた意思(=神)の存在は否定できませんので、時空感覚を超越した存在が意思を持ってそれを実行したなら十分可能な話と考えます。
 残念ながら私は、そんな奇跡はまだ見たことも体験したこともありませんが・・・。